◆プロジェクト名
モリコロパークから東北被災地へ、緑のプレゼント
  樹木でよみがえれ被災地の緑プロジェクト

◆プロジェクト内容
 子どもたちが主体となり、東北被災地の復興を願い、東北の森と海づくりの文化やどんぐりの不思議な力を学び、苗木を育てる実践活動である。その主な活動場所は、愛知県建設部公園緑地課の協力を得て、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)である。
 東日本大震災で大きな被害のあった宮城県岩沼市では、沿岸部の集落を集団移転させ、空いた土地にガレキを埋めて丘をつくり、その上に森をつくることで、次に津波が来たときに避難丘となる「千年希望の丘」の建設を予定している。計画では膨大な数の苗木が必要とされており、そのほとんどは業者から調達されると思われるが、私たちの活動は、東北地方から預かった津波に強い種子を東海地方の子どもたちが育て苗木にし、「千年希望の丘」に緑のプレゼントとして贈るものである。子どもたちが主体となって苗木を育てる実践活動であるため、愛知県や岩沼市など行政からも高く評価されている。子どもたちが、自分たちにできる被災地復興のお手伝いを通して、東北地方の被災地を身近に感じられる仕組みをつくる。
 どんぐり等の種子の採集は、岩沼市など東北被災地周辺の自治体、協議会、ボランティア団体と協力して進めており、送付された種子はNPO法人どんぐりモンゴリが一括して預かり保存する。今後とも東北の各機関と連携をとり、どんぐり等の種子の採集、プレゼントする苗木の植林先などについて具体的に協議を進める。

◆モリコロパークでの活動実績
 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の花畑に育苗場を造り、どんぐり授業と苗木の育成行っている。モリコロパーク内でのどんぐり授業・苗木づくりの実績は下記の通りである。

2011年9月23~24日モリコロパーク秋まつり 講演会     約50名
2011年10月18日 「森と草原の地球教室」ガールスカウト 約50名
2011年12月28日 瀬戸キッズアカデミー  約170名
2012年3月18日 日進市 ボーイスカウト  約45名
2012年3月24日 モリコロパーク春まつり TOTO株式会社社員とその家族 約45名
2012年3月28日 瀬戸キッズアカデミー      約170名
2012年5月17日 ひまわり幼稚園の親子 約280名
2012年8月1~3日 ひまわり幼稚園の園児     約240名
2012年9月30日 一般参加者(愛フェスが台風で中止により) 約30名
2012年11月10日 愛知県職員組合の組合員とその家族  約30名
2012年11月11日 TOTO株式会の社員とその家族      約130名
2012年12月12日 日進・折戸女性の会      約25名
2013年1月12日  企業職員とその家族(デンソー、豊田通商ほか)約25名

モリコロパークの育苗場    ひまわり幼稚園の園児     

愛知県職員組合        企業職員とその家族

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