4月25日から4月29日烏雲農場で落葉広葉樹の森づくりを行って来ました。

地元民と文冠果、蒙古櫟約500個をビニールでマルチングした畝に蒔きました。種子の冬期間の管理、畝づくりとマルチング、種子の蒔の作業のすべてを地元民だけで行いました。発芽後の注水、草取、施肥の管理が約束通りできれば空中牧場へ大きく前進し7月の再訪問が楽しみです。ビニールマルチングは乾燥、保温、除草効果の他にネズミ、モグラ、糞ころがしの幼虫の食害から守るためです。この他にポット苗、ヘキサチューブと発酵菌、牛糞、草炭、青草での堆肥を使った植栽も始めました。

柳叶農場でのポプラは2003年10月、2004年11月に合計5000本植栽しました。 この地域では珍しい収穫が終わった農閑期の晩秋植林です。厳冬の凍沙がゆっくりと融け出す農作業が1年で一番忙しい4月に、5月注水作業が不必要で手間のかからない植栽、活着率95%以上と流沙、防風、牧草づくりへ大きな成果が出ました。あと5年もすると建築材、発電用のチップとして活用が期待されます。

黄砂襲来の風景です。西からの風で舞い上がった大きな黄砂が発生すると2,3日後には日本列島にやって来ます。こちらで沙粒が大きく、顔の当たるととても痛く、轟音が鳴り響いて視界が100メートル以下になります。

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