「森へ行こーよ おねえさん おじいさん  森へ入ると素敵な笑顔、笑す」

どんぐりモンゴリの総会の翌日神宮美林の研修をした。
H23,6,12(日) AM9:00~PM2:00 15人
6,11(土)PM2:00~4:00 福崎の木まま工房で総会をやり
PM6:00~8:00バンガロー村でバーベキューの夕食会をやった。
翌朝、遊楽館で朝食の後、マイクロバスとジープで神宮美林研修をやった。
皆んな都会の人なので山道も恐るおそる。林道下の川の水にもびっくり。国有林の大きな木にもびっくり。何もかもが驚きの連続。赤石橋で車を降りて下の付知川の水を見る。青く透き通った水、白い泡の濁流を30mもある高い橋から見る。吸い込まれそう。それから本格的林道へ入る。立松和平提唱の古事の森を見る。更にゲートを開けて出の小路林道を登る。大きな石が昨夜の雨で道のど真中に落ちている。皆んなで道端に除ける。
下の展望所からずっと上の方の神宮美林を見る。あの高い所まで登ります。
歩いて??!!更にゲートを開けて神宮美林へ。
美林橋で山と谷を見る。いつも乍ら山は神々しく谷は大量の水が素晴らしい。
檜と椹の話をしてから御杣始めの式場跡地へ登る。
切り株を囲んで木曽檜の話、椹の話、江戸幕府と尾張藩の話……。私の拙い話をする。山を下り乍ら道端の立派な木曽檜と一人ひとり記念写真を撮った。すっくと伸びた木曽檜の根っ子を特に見て下さい。根がしっかりしないとこうはならないよ!!それから千年檜の親分に会いに又山を登った。トロッコ道を整備した遊歩道には、檜、椹、栃の太木がぎっしりと生えている。
中には古い株の上に生えた檜がしっかりと大地まで根を伸ばして樹上更新したもの、倒れた木の上に根っ子を伸ばして乗っかっているもの、根元より下は山が崩れてその木のお陰で山崩れが止まっているもの……。山は木が立っていて山崩れせずにいるよと言っていた。
暫く歩いて千年檜に着いた。この木が母です。そんな頼りになるしっかりした木だった。おまけに高樽の滝を見て帰った。あっと言う間の研修だったが成果はあったでしょうか。
平成23年6月12日  
かしもむら なかしまのりお

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